2010-06-14 月やあらぬ 和歌 万葉集 月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身一つはもとの身にして 業平朝臣(古今集 巻15(恋歌5)747)月は、そして春は、以前と同じで変わりない。 (しかし、そうした自然ではないのだから、人は変っていくものなのに、) 私の身一つは元通り、取り残されてしまっている。 いろいろ解釈があるようだが、この訳が一番しっくりくるので。