いさなとり 海や死にする 山や死にする 死ぬれこそ 海は潮干て 山は枯れすれ 作者未詳(万葉集 巻16 3852) いさなとり 海は死ぬのか、山は死ぬのか。 ――死ぬからこそ海は潮涸れて、山は枯れるのだ。 さだまさしの歌にこんなのがあったような。
春の野に すみれ摘みにと 来し我そ 野をなつかしみ 一夜寝にける 山部赤人(万葉集 巻8 1424) 春の野原に菫を摘みに来た私は、 野に心惹かれて、一晩明かしてしまった。
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