2010-04-03 香をだにぬすめ 和歌 古今集 花の色は霞にこめて見せずとも香をだにぬすめ春の山風 良岑宗貞(僧正遍照)(古今集 巻2(春下) 91) 花の色は霞に包み隠されて、その色を見せてはくれない。 ならばせめて香りだけは盗って来い、春の山風よ。 訳しにくいが、こんなところだろうか。