『ユートピア老人病棟』江川晴

79歳の元眼科医、湯浅マキに軽度の認知障害が見られるようになり、病院(―というより、むしろホスピス?…はっきりとはしませんが老人ホームに近いイメージを持ちました―)に入れられることとなる。患者の一人であるマキの視線で、病院の中で様々な老人の姿が描かれる。

ユーモアを交えて軽いタッチで書かれており読みやすかったが、逆に少し軽すぎる・・・という印象も受けた。